運転免許証を紛失してしまったことはありますか?
いつも携帯しているからこそ、なくしてしまうということもあると思います。
私は、いつも携帯することを忘れないように財布に入れていますが、他のカードも財布に入れており、うっかり買い物時などに落としてしまうことが何回かありました。
その時は、落としたことを気付いたので、すぐに拾って事なきを得たのですが、気付かなかったら大変なことになっていました。
免許証を紛失した場合の再発行のデメリットはあるのでしょうか?また、ゴールドは消えてしまうのかなど調べてみました。
運転免許証の紛失の再発行でゴールドは消える?デメリットはある?
結論から言いますと、運転免許証を紛失してもゴールドは消えません。
5年間無事故無違反でゴールド免許証となります。
紛失して再交付を受けても、違反ではないのでゴールドは変わりませんし、特にデメリットもありませんでした。
運転免許証のゴールドの条件は?
では、改めましてゴールド免許の条件について説明させてもらいますね。
ゴールド免許とは、運転免許証の有効期限が書かれている部分の背景が帯状にゴールドで塗られているもののことを言います。
これを俗に「ゴールド免許」と呼んでいます。
~ゴールド免許になるための条件~
それは、5年間無事故無違反でいることです。
免許の有効期限の年の誕生日から41日前の日以前の5年間という意味です。
理由は、無事故・無違反の判定が免許更新の年の誕生日40日前に行われるからです。
無事故・無違反とは、交通違反点数制度による違反点数がつかないことを言い、例えば、無事故とは人身事故がないことで、物損事故には点数がつきません。
違反について、違反の種類と点数が決められており、例えばシートベルトを装着していない場合や、運転中に携帯電話を使っていたりするという違反の場合は、1点となり、こういった軽い違反でも取り締まりを受けたらゴールド免許は得られません。
運転の頻度が高い人が、5年間無事故・無違反は難しいことですね。
私の知り合いの話になりますが、知人は、ずっとゴールド免許でいつも安全運転でした。
ある時、一時停止の場所で自分としてはブレーキを踏み一時停止をしたのですが、取り締まりを受け一時停止をしていなかったということで減点され、ゴールド免許ではなくなったことがありました。
一時停止のマークを無視したわけではなく、きちんとわかっていて違反をしたつもりはなく、一時停止をしたつもりでいたにも関わらず、していなかったと取り締まりを受けてしまいゴールドではなくなったという話でした。
運転免許証を紛失したらまず電話
では話を戻します。
運転免許証を紛失した場合、どうしたら良いのでしょうか。
運転免許証を紛失した場合、まず警察に遺失届を出してください。
最寄りの交番で提出可能です。
警察署へ届け出をしていなくても再交付の手続きはできますが、まずは紛失したことを警察へ連絡入れると良いと思います。
最寄りの交番に遺失届を出すわけですが、その前に電話で連絡を入れておくと更に良いと思います。
運転免許証の再発行の手続きの仕方
運転免許証を紛失しても、すぐに見つかれば良いですが、見つからない場合は再発行の手続きが必要になります。
手続きの仕方を説明させてもらいますね。
免許証再交付手続きは、ご自分がお住まいの都道府県にある運転免許センターで手続きを行います。
代理人等の利用はできないので、再交付を受ける場合は必ず本人が行き行ってください。
運転免許証の再発行に必要なもの
再交付に必要なものは
・手数料→3500円
・住所と氏名、生年月日が確認できる書類(保険証、パスポート、社員証、学生証、住民票、在留カード、特別永住者証明書等です。住民票は、マイナンバーが記載されていないものやコピーは不可です。)
コピーは不可なので、現物を持参すること、IC免許証の場合は、暗唱番号が必要なので確認しておきましょう。
・申請用の写真(縦3センチ×横2.4センチのもの、無背景で申請前6カ月以内に撮影したもの)
写真は持参しなくても、運転免許試験場に証明写真機があるので、そちらで撮影が可能です。
・印鑑
・破損や汚れた場合は、その運転免許証
~必要な書類~
・運転免許証再交付申請書
・運転免許証紛失盗難顛末書
(どちらも、運転免許センターにあります)
運転免許証を再交付してもらうまでの期間
・運転免許試験場や運転免許センターで再発行手続きをすると、即日交付してもらえます。
警察署で手続きをすると、後日交付になります。
都道府県により、警察署では手続きできない場合もあるので確認が必要です。
まとめ
免許証を紛失しても、元々ゴールド免許だった場合は再交付を受けてもゴールド免許に変わりはありません。
紛失してもゴールドが消えることはありませんが、再交付するために書類や用意するものが色々ありますし、お金もかかります。
また、試験場や免許センター、警察署などへ申請に行かなくてはならないので時間も手間もかかります。
免許証は、紛失しないように特に気を付けたいですね。